タイのホテルに宿泊予定の方、
特に連泊する方は、知ってほしいタイのチップ文化をご紹介します。
相場や渡し方を簡単にまとめてみました。
タイのホテルでチップが必要になる場面はここ
日本と違いタイでは、チップの習慣があります。
ただし、アメリカほど根強いチップ文化とは言えないので、まずは
タイでチップが必要となるこの3つの場面だけ押さえておいてください。
・ホテル
・マッサージ
・タクシー
人によっては、レストランやゴルフ
などの場面でチップを渡す事もありますが
今回、ホテルではどんな場面でチップが必要なのかをご紹介します。
・荷物を運んでくれるボーイさん
ホテルに辿り着き、受付でチェックインを済ませると
ボーイさんが現れます(ホテルによっては現れないケースもあります)
ボーイさんが荷物を部屋まで運んでくれるので
そのボーイさんにチップを渡してあげると喜んでくれます。
・ベットメイキング
連泊する時は、部屋を掃除してくれるメイトさんにあげましょう。
連泊しないホテルでも私は一応チップをあげていますが、
あげなくても何にも問題ありません。
以上が、ホテルで唯一チップを渡す場面です
えっ?この他には?
朝食時、レストランではいならいの?
ホテルによっては朝食が付くホテルもあるでしょう。
店員さんにチップを渡さなくてもいいの?とよく聞かれますが
チップは必要ありません。
受付での荷物預かりは?
チェックイン時間前に早く着いてしまったり
チェックアウト後にどこか軽く観光したい時
荷物を預けられるのでとっても便利です。
荷物を預かってもらうんだから受付の方に、
チップは必要でしょう?
って思うかもしれませんが、
チップは必要ありませんので
荷物を預かってもらえるホテルなら遠慮なくチップ無しで荷物を預けましょう。
タイのホテルでのチップ相場は?
チップの相場は人によって異なりますが
だいたい決まっています。
ボーイさんには?
荷物を運んでくれるボーイさんには、
20~100バーツが相場です。
高級ホテル:100バーツ
中級ホテル:50バーツ
格安ホテル:20バーツ
私は、高級ホテルに泊まっても格安ホテルに泊まっても
一律、50バーツを渡してあげています。
ハウスキーパーさんには?
部屋を掃除してくれるおばちゃんには、
20~50バーツが相場。
私は、部屋を明らかに汚してしまった場合は
50バーツ以上置いていきます。
そこまで散らかっていない状態なら
20又は、40バーツあげています。
※チップは小銭ではなく、お札で渡しましょう。
タイバーツは、
20、50、100、500、1000バーツのお札があります。
チップを渡すタイミングについて
荷物を運んでくれたボーイさんには、
部屋に荷物を置いてくれた後に、手渡しでチップを渡しましょう。
渡す時は一言、
「Thank you」と言って渡すと喜んでくれますよ。
ちなみに、タイ語でありがとうを
「コップ クン クラップ」と言いますので、
タイ語で言ってみると親近感が湧き、さらに喜んでくれます。
ハウスキーパーさんには?
掃除してくれるおばちゃんには、直接は渡せません。
なので、部屋を出て行く時に必ず
目に止まる見やすい場所にチップを置いておきましょう。
よく枕もとに置く人がいますが、
タイでは枕もとだとお金の置き忘れと勘違いさえて
お金を持って行ってくれない可能性がありますのでご注意を。
私は、いつも
テレビが置いてある机の上か、ベットの横の机に置いています。
机が無ければ、ベットのど真ん中に置くとハウスキーパーさんも分かりやすくてチップを受け取りやすくなります。
さいごに
ホテルでチップを渡す場面は、
荷物を運んでくれる、ボーイさんと
ハウスキーパーさんだけです。
レストラン、荷物預け、受付の人には
チップは特に必要ありません。