将来的にタイ人と結婚したいと思っている方。
結納金問題でトラブルになり、結婚破棄なった事例が山ほどあります。
でも、結納金なんて払いたくないという私みたいな人のために
払わないとどうなってしまうのか?
結納金っていくら必要なのか?を紹介していきます。
タイ人との結婚で必要な結納金は高すぎる?
日本ではまったく異なる結納金制度。
文化なのかルールなのか?
よくわかりませんが、
タイでは、結納金の額によって自分の娘の価値が決まると言われています。
もちろん我々日本人だろうが、タイ人だろうが、ヨーロッパ人だろうが
タイに住んでいる以上、タイ人女性と結婚したら結納金を払う事は、どんな国籍の人でも避けて通れないといっても過言ではありません。
結納金の額はどうやって決まるの?
結納金の額は、女性、男性の学歴、現在の職種、家族構成
さまざまな観点から決められ、相場はまちまちです。
タイ人同士で結婚した場合、いったいいくら払っているのか?
私が働いていた会社のタイ人男性から結納金の額を聞いてみた結果
結納金の相場は、
30万~50万バーツ(150万円ほど)
プラス、純金を10万~20万バーツほど女性の親に贈るそうです。
日本人が払う結納金の相場について
一概に相場は決まっていませんが、
約100万バーツ(300万円)プラス純金20万バーツ
これくらい出しとけば文句は言われなくて済みます。
さらに結婚式代、指輪代、高級家具代(地方出身の方は必要らしい)
全て合わせると、だいたい100万バーツ
なので、タイ人女性と結婚するなら
総額、200万バーツ前後の費用が必要となります。
芸能人や駐在員の日本人の方は、これ以上になる可能性大です。
結納金の額は誰が決めているの?
一体、結納金は誰がどう決めているのか?
それは、女性側の母親です。
女性の母親は、娘からいろいろ情報を聞いて
自分で勝手に結納金の額を決めています。
私の友達は、結納金の振り分けをタイ人女性の母親に聞いたところ
数十分の時間を得て、手書きで適当にざっくり300万バーツと言われたそうです。
値引きはできるの?
女性の母親に、自分が置かれている状況(給料や生活費)など
いろいろ相談すれば値引きは当然可能です。
長女より下の娘が家族の面倒を見 みる傾向?
相手の女性に姉妹がいる場合、上か下かを聞いておいた方が良いでしょう。
タイでは、一番下の娘が母親の面倒をみるという文化があるらしく
一番下の娘があなたと結婚する場合、結婚した後もお金の面で面倒を見る、
さらに結納金も高くなる傾向なので、
あらかじめ、家族構成を聞いておいた方が良いと思います。
タイ人との結婚で必要な結納金を払わないとどうなるの?
私はいまだに結納金の制度に納得ができません。
だって、なんで日本人男性がタイ人男性より高く払うんです?日本が貧困になってる事知らないのでしょうかね?
そもそもなぜ、タイの文化に従わなくてはいけないのか?
だったら、こっちだって自分の親もお金の面で心配だから
女性側も結納金を男性に渡してほしい!
なんていろいろ考えてしまう私ですが
実際に払ってない人は私の周りに結構います。
払わなかったらどうなるのか?これからその事例を紹介します。
日本で出会ったタイ人女性
日本に住んだことがあるタイ人女性と結婚すると、女性は日本の文化を理解しているので
結納金を受け取らない人がほとんどです。
裕福な家庭
タイ人女性の家庭が裕福なら、結納金なんてもわらなくてもなんとも思わないんです。
むしろ、結婚式の時にお金を渡してくれたタイ人の家族もいるくらいですからね。
払わないとどうなるのか?
私の同僚は、給料が月に10万バーツ!
そして結婚する時にいきなり向うの母親から
300万バーツ(1000万)払ってくれとわざわざ日本に来たそうです。
日本に来た理由は両親同士の顔合わせだったと思っていた私の同僚はかなり動揺して
こんな事を聞きました。
「その結納金は結婚式や指輪代、全て込みなんですか?もしそうなら、何に使うのか細かく書いてくれませんか?」
そう言うと、タイ人女性の母親が紙と鉛筆を持って
超ざっくりと、内訳を書き始めました。
結納金、純金、結婚式代、家具代、宿泊代、指輪代、ドレス代、その他もろもろ
彼は見てこう思ったそうです
「ざっくりしすぎてその場で決めたんじゃないのか?」
でも、彼はタイの文化を受け入れようとこう言いました
「結納金の話は改めて返事をします。今日は楽しく食事をしませんか?」
そう言った彼に対して、女性側の母親の態度は急変
そっぽを向いて、一切話さなくなり
3日後にタイに帰国する予定が、その日にタイに帰り
それ以降彼とは一切連絡が無かったそうです。
そうなると、彼女は誰につくのか?
その日は母親と一緒にタイに帰りました。
タイで結婚式をあげるには母親の許可が絶対に必要です。
彼女は数週間迷いましたが、彼と一緒に生きていく事を決め
日本に行き、彼と結婚式を挙げ今では日本で暮らしています。
それくらい結納金は、結婚する時に重要なポイントなので
これから結婚する方は十分に話し合ったうえで結婚しましょう。
さいごに
結納金の話しは、突然されます。
お金に余裕が無い人は、結婚する前に必ず
向うの家族と、結婚相手に相談するようにしましょう。